東芝は30日、携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」を視聴できる携帯音楽プレーヤー「gigabeat(ギガビート) V30T」を6月下旬に発売すると発表した。「ワンセグ」対応の携帯音楽プレーヤーは国内で初という。 一度の充電で最大7時間、放送を視聴し続けられる。「ワンセグ」対応の携帯電話では最長4、5時間が限度だった。HDD(ハードディスク駆動装置)の容量は30ギガバイト。最大約130時間録画可能だ。1番組は4時間まで、最大100番組まで記録できる。録画予約は24時間先まで指定できる。操作しやすいよう、「QUICKボタン」を押すと、「ワンセグ」のメニューが表示されるようにした。 液晶画面は3.5型、重さは約230グラムとなる。同社が4月に発表した「ワンセグ」受信を機能を持たない「ギガビート S30」の液晶画面が2.4型、重さが127グラムであるのに比べて大型になっている。音楽は毎秒128キロビットで約498時間、最大7500曲ほど録音できる。「WMA」「MP3」「WAV」などの音楽ファイル形式に対応した。パソコンと連携して音楽ファイルや動画ファイルを取り込みやすくした。 オープン価格だが、店頭では4万9800円を見込む。「ギガビート S30」の店頭見込み価格が3万6000円だったに比べて1万4000円ほど高い設定となる。 (NIKKEI NET)
<やはり携帯音楽プレーヤーにワンセグが搭載されました>