携帯機器向け地上デジタル放送「ワンセグ」に対応する携帯電話の出荷台数が今夏にも累計で1000万台を超す見通しとなった。 携帯各社の対応機種本格投入と積極的な販促で普及に弾みがついた。 昨年4月の放送開始以来1年でカーナビゲーションなど受信端末のすそ野も拡大。 2008年にはワンセグ専用放送が解禁される見通しで、通信・放送業界にとって10人に1人が持つメディアの活用策が焦点になる。 電子情報技術産業協会がこのほどまとめたワンセグ対応携帯電話の出荷台数は2月末までで計約497万台。 2月単月の出荷台数は約113万台と前月の2.6倍に急増した。3月以降も月間100万台のペースで出荷が続く可能性が高く、 7、8月ごろには累計台数が1000万台を超えそう。国内の携帯の契約者数は約1億件で、約1割がワンセグ携帯を持つ計算になる。 (NIKKET NET)
<ワンセグ携帯が携帯のスタンダードになりつつありますね>